概要

EX AntiMalware v7 YSAV III は、EX AntiMalware v7 のクライアントプログラム、クライアント管理ツールの EX AntiMalware v7 Manager と、信頼と実績を兼ね備えた高機能ファイアウォールルータを一体化した 中小規模事業者向けネットワークセキュリティアプライアンスです。

未知・既知の脅威とコンプライアンスリスクに対して、臨機応変な防御ロジックと柔軟なセキュリティポリシーと 既存のルータやクライアントPCの設定を変えずにファイアウォールを追加出来る「透過型ファイアウォール」機能を 1台で提供します。

また、業務可視化ソフトウェア PasoLog（クライアントプログラム）を標準搭載したパッケージもライナップ。 日々の作業内容の記録やUSBメモリ接続履歴・プリンタの印刷履歴を日報形式で報告することで業務効率改善や情報漏えいの抑止効果が期待できます。 また、USBメモリやWPD等の外部接続媒体の利用制限機能で不必要な情報の持ち出しを禁止することもできます。

EX AntiMalware v7 YSAV III が、外部・内部の脅威からビジネスを守ります。

特長

EX AntiMalware v7　臨機応変な防御ロジックと柔軟なセキュリティポリシーを提供

『EX AntiMalware v7』は、柔軟なマルウェア対策ポリシーの設定、未知マルウェアの挙動監視、コンプライアンスリスクを排除するグレーツール対策の強化、専門的な知識を有さない管理者であっても設計・運用が容易なユーザインターフェイスを提供します。

透過型ファイアウォール機能　既存ネットワークのままネットワークセキュリティを強化

インタフェース間でブリッジングすることで通過するパケットのフィルタリングを行う、透過型のファイアウォール機能を提供します。

ルータ型のファイアウォール機能では、ルータに接続するネットワークは異なるセグメントでなければなりません。

そのため、ファイアウォール機能のみを利用したい場合でも各インタフェースに異なるIPアドレスを割り当てなければならず、既存のネットワークにファイアウォールを追加することが困難な場合がありました。 このような場合、透過型ファイアウォール機能を利用することで既存のルータやPCの設定を一切変更せずにファイアウォールを設置することができます。

すでにインターネット接続用のルータが設置されていて、ルータを変更したくない場合や、多数の拠点に一斉にファイアウォールを追加したい場合などは透過型ファイアウォール機能を利用すると容易に導入することができます。

PasoLog（クライアントプログラム)　クライアントPCの業務内容を把握

PasoLogはPCの日々の作業内容を記録し、管理者にメールで自動送信するソフトウェアです。誰がどのような作業を行っていたのかを見える化し、業務効率の改善や情報漏えい対策に効果を発揮します。

基本ネットワーク構成

ルーターモード

ブリッジ（透過型）モード

既存のネットワークを変更せずに、導入可能

ハードウェア仕様

最大同時セッション数	75
ファイヤーウォールスループット	最大 1Gbit/s
ファイヤーウォール機能	静的・動的パケットフィルタリング
外形寸法	220（W） × 42.6（H） × 160.5（D）mm
質量	870g
動作環境条件	周囲温度0〜50℃ 周囲湿度15〜80%（結露しないこと）
アプライアンス画像

ソフトウェア動作環境

EX AntiMalware v7 クライアントプログラム

EX AntiMalware v7 Manager

PasoLog （クライアントプログラム）